急成長企業のトップは何を考えているのか

「自分の人生は自らが導くもの」
―困難を乗り越えるたびに強くなる

トレンダーズ株式会社
代表取締役 経沢 香保子

当期対昨年利益160%

ー数少ない女性の上場企業創業社長の経沢氏。昨今では、女性が活躍できる機会を増やそうという風潮があるが、“女性として”地道に、そして力強く邁進する経沢氏の社長業は、簡単な事ばかりではなく、これまで多くの困難があった。その壁を乗り越えるたびに強くなる経沢氏の強さの秘訣とは。


起業の経緯とは
トレンダーズ②

経沢:大学卒業後はリクルートへ入社し、常勝軍団と呼ばれる伝説の営業部に所属していました。当時は人材系の紙媒体の求人広告枠を販売していました。その後、創業間もない楽天に入社し、楽天大学など新規事業の創出を行いました。リクルートでは営業の仕事をしており、いずれは事業開発をやってみたいと思っていたので、とても刺激的な日々でした。「このサービスはもっとこうしたほうが良いのではないか」「営業体制をこのようにすれば生産性が上がるのでは」と、元々新しい仕組みを考えることが好きだったので、仕事に夢中になる日々が続きました。
その後、MBAを取得するため楽天を退職し、留学資金を貯めるためにフリーでマーケティングコンサルタントを行っていましたが、ある時、大手企業のお客様から、仕事を依頼したいけれど、フリーでは難しいので法人にしたら。と言われ、登記を行ったことが当社起業の原点ですね。起業する方はもともとビジョンを持っていたり、起業したいという強い思いを持っている方が多いと思いますが、私自身はかなりナチュラルな形で、より多くのお客様のニーズにお応えしたいと思い、会社を設立しました。当時は、会社を大きくしていきたいという思いよりも、目の前にある仕事を一生懸命やっていましたね。


女性社長で特別苦労したことは
経沢:あまり思い浮かびません。むしろプラスになることばかりでした。女性社長はレアなので、同じ経営者の方々からアドバイスを頂ける事もあります。男性からみれば一般的に女性は手を差し伸べてあげたい存在なのでしょうね。ただ、結果が出ないときは、女性であることがとても目立つ。それが一番くやしかったので結果にはこだわりました。今は、大変嬉しいことに、たくさんの方々に注目して頂いています。よりトレンダーズが世間の皆様に認知されるためには、上場は一つの通過点です。女性だからといって笑顔で勝負するのではなく、常に結果で勝負したいと思っています。


結果を出すために大事にしている価値観とは
経沢:結果が出るまであきらめず、粘り強く挑戦し続けることです。しかし、結局みんな結果が出せないと、努力しているから良いよね、仕方が無いよね、という諦めや言い訳をして逃げてしまいがちです。人間はいろいろな生き方があります。結果にこだわらない人生だってその方の人生の選択だし、幸せだから。でも私は会社を一流にしたいですし、経営者として成長し続けたいと思っているので、努力したことだけを周囲にアピールするのは私の生き方とは違うと思ってます。そのため、結果を出すことに真摯に向き合い、つまずいた時は原因を探り、いかに次回に繋げるかを大事にしてます。
景気のせいにしたり、周囲環境のせいにすることはいくらでも出来ます。しかし、自分が変われば、会社が少しでも良くなる。私はそう考えて主体的に生きていきたいなと思っています。それが、自分の人生をコントロールするという事だと思います。もちろん運の要素も大きくあると思いますが、周囲の環境に流されてしまうのではなく、自分でコントロールできる部分はそうしたいです。


過去トレンダーズで結果が出なかったときはどのように乗り越えたか
経沢:困難なときこそトップが強気になることが大事です。物事がスムーズに進んでいるときは、何事もうまくいくものです。ただそうではないとき、事業の伸びが思ったとおりに行かないとき、みんなが疲れているときこそ、社長が強気、男前になります。人生良いとき悪いときの波はありますが、悪いときに何をつかむかで、その後の伸びしろが変わってくると思います。苦しいときこそ、成長の宝がある。その時真摯に向き合うことで、その後は飛躍的に成長する。私は困難な状況のときこそ心を強く持ち、「絶対大丈夫」と会社を引っ張ります。


これまで辛いときに得たエッセンスとは
エントランス
経沢:苦しいときこそ成長のチャンスですね。追い込まれたときにどれだけ魅力的でいられるか、どれだけ華麗に困難を乗り越えるかで、人の信頼を得られます。経営者は、それぞれ同じように苦しいときにはその気持ちを共有できる仲間がいます。仲間が頑張っていると私も負けていられないと力を与えてくれます。そのようなときは改めて友人のありがたみが分かり、私も友人を癒せる存在で居続けたいと強く思いますね。


苦しい時代を乗り越え、ブレークスルーになったポイントは
経沢:1つ目は新卒採用を行ったことです。
会社の即戦力として採用するのは中途が良いかもしれません。元々持ち合わせているスキルで、すぐに活躍できる。しかし、会社を中長期的に成長させるにはビジョンや理念にロイヤリティを感じる人を採用することが重要だと考えます。トレンダーズでは、創業してから5年目ほどで新卒採用を開始しました。ちょうど今年で7年目ですね。当時採用した社員は現在幹部クラスに成長しています。それらが影響してか、会社の結束は年々強くなっていると感じます。
業務効率が良いかどうかはともかく中長期的にみれば、やはり新卒採用は会社が成長し続けるために必要なことだと思います。
2つ目は、幹部社員を自らリクルーティングしたことです。
役員陣の採用を行った経緯は、会社をより一層強くするためです。経験のある役員を招き入れるなど、経営メンバーを一新しました。
3つ目は男性社員を採用したことです。
当時、女性ばかりの組織でしたが、男性を採用する事で、男女バランスを整えました。男性は組織拡大の意欲が強い。男性の野心はピュアなんですよ。売上を上げる、稼ぐ、何かしら目立つ、役職が欲しいなど。それに対して女性はお客様の笑顔を見たりお役に立つことを喜びに感じる方が多いです。
そのどちらも共存しているほうが組織としては強くなります。


今後、求める人材は
経沢:SEO対策が出来る人や、システムエンジニア、営業、webデザイナー、webディレクター、新規事業立ち上げの方など、全てのポジションで必要です。常に仲間を募集しているので、ぜひお気軽にご連絡ください。みなさんのご応募をお待ちしています。
②会社概要_2


150%社長.comでは、急成長企業に飛び込んで働きたいという方を応援しております。以下の「直談判する」をクリックして、自分を売り込むことが出来ます。「我こそは!」という読者の方は、ぜひ直談判を申し込んでみてください。
・直談判のメールは、インタビュー対象企業に直接送られますので、事務局へのご要望等はご遠慮ください。
・直談判は返信がお約束されているものではありませんのでご了承ください。
・直談判は、「急成長企業」と「働きたい人」を結びつけるものです。それ以外の営業メールなどはご遠慮ください。明らかに趣意と異なる場合は、厳正な対処を行わせていただきます。
直談判する

© Copyright 2018 150%社長.com. All rights reserved.